2018年11月3日 7:29 AM

『第83回理学療法通信』

『(後編)転倒予防:足にも注目!!』

今回は、足の運動と足のケアの仕方についてご紹介します。

■湯船の中やお風呂上りの運動がオススメ!

運動不足の方や体に痛みがある方は,湯船の中やお風呂上りの運動がオススメです。

筋肉が温まって柔らかくなっているときに行います。

<運動1>

足のマッサージ

足の指を動かしたり、足のうらを親指で押して足全体を柔らかくしましょう。足の指の間に手の指を入れて,足を柔らかくするイメージでゆっくり回しましょう。

<運動2>

バスタオルを丸めて足のうらで踏む(運動を行う時は、何かにつかまって立って行いましょう)

いきなり竹踏みを行うと痛みが出る場合があります。そのため、バスタオルを丸めてその上を足のうらで踏みましょう。足のうらで踏むところは、土ふまず・かかと・足の指の付け根・足のうらの外側など足のうら全体を柔らかくするつもりで踏みましょう。

※タオルが潰れたらタオルをひっくり返して行います

<運動3>

タオルギャザー (椅子に座って行いましょう)

タオルを足の指で手繰ります。最初は、上手にできないため、タオルにシワを作っておくと手繰りやすいです。慣れてきたらシワを少なめにして足の指だけで手繰ります。注意点としては、なるべく足首は上に向けないように、足のうら全体を床に付けた状態で手繰りましょう。

 

 

 

 

 

<運動4>

つま先立ち

運動する時は、転倒予防のため手すりなどにつかまり実施しましょう。運動方法は、ゆっくり踵をあげて戻します。階段などでできる方は、縁から踵を降ろしてから行ってみましょう。

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