2024年12月3日 1:10 PM

『登山考察』

1年ほど前から「登山」を始めた。歩くという単純な行為だが、頂上まで身体を動かし続けるのでめちゃ苦しい。なんで苦しいのに登りたくなるのか?絶景が見たい?山頂で美味しいコーヒーが飲みたい?新調した山道具を使いたい?まぁそれもあるけど、なんかちょっと違う。マラソンやトライアスロンもそうだけど、この「苦しい」というのは、こういうスポーツ(行為)にとっては前提条件かもしれない。もし苦痛というものがなければ、いったい誰がわざわざ手間と時間がかかる行為に挑むだろう?苦しいからこそ、その苦しさを通過していくことをあえて求めるから、自分が「生きている」という確かな実感を、少なくともその一端を、その過程に見出すことができるのかもしれない。命を懸けてエベレストに挑む登山家なんて、その最たるものだろうと考えたりする。さて、次はどの山に行こうかな?

総務部長 佐野正幸

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