9月後半の3連休最終日の朝、「そうだ、石舞台古墳行こう!」と思いつき携帯で距離と時間を確認、“2時間18分”これなら行ける!早速、車に乗り込みナビに行き先を入力。「んっ?」なぜか到着時間が10時30分となっている。今は7時15分、「携帯とカーナビの時間差は何?」と思いながらも「着いてみれば判る!」と走り出す。途中、休憩を少し挟んでおおよそカーナビ通り到着。子供のころから一度行ってみたいと思っていたこの場所、「なるほど、蘇我氏の栄華、孫の代には乙巳の変で衰退かー」などと、ちょっと知ったかぶってみる。(ただ、私の学校生活で、“乙巳の変”と習ったことは一度もない気がする。)飛鳥の地は多くの謎につつまれた遺跡が点在し、ゆっくり回ればきっと面白いところ。リュックを背負い歩いている人々や、貸し自転車で回っている人々を見ながら、「今日のところはあなた達にお任せ致します!」と、おおよそ満足した私はここだけを見て無事帰ってきたのでした。「運転、お疲れ様でした」と、カーナビ。
統括部長 市之瀬