ごく最近の「私と釣り」をご紹介します。先ずは大失敗からです。場所は熊野沖、体長は3mオーバーのブルーマリンです。釣りましたよ!!GETしました。同船した釣り人の素晴らしい協力も有り、あの空飛ぶカジキマグロをですよ、凄いでしょ!
リールを巻きながら、はやる気持ちで、「早く皆に見せよう。」「剥製にしよう。新聞に出るだろうな?どうやって食べようか? 施設の全員が食べても余り有るだろうなーー等々。」
そんな中、「おじさん大丈夫?俺が竿を支えているからリール巻きなよ!」「はい!」「もっと力を入れて!躰は私が支えるから大丈夫」と女性の声(後で判った事ですが知立の美女)、船中(7~8人)大騒ぎです。私は当然頭真っ白(更に白く)、放心状態に近い。その間20分ぐらい。
いよいよ電気ショッカー(大間のマグロで有名なあの代物)の出番です。ブザーが鳴りマグロは気絶、魚体は船縁へ来ている、私も応援者も「やれやれ、おじさんやったね!」「有り難う」普通は魚体を協力者と「はんぶっこ」するそうな???
次の瞬間、後ろの方から船頭が「ごめん、深谷さん」と何度も繰り返す声、「逃げた」「なぜ!なぜ!なぜ!」協力者も唖然。電気ショッカーの角がリードに引っかかり切れちゃった!!!逃げたと言うことは油断してモリも打っていなかったのだ。
船中「シーン」、ただ船に当たる波の音のみ。暫く続く「シーン」
気絶、痙攣しながら逃げたカジキさん有り難う。又いつか会おうぜ。
心なしか船頭が私に対し弱気になってきた「荒くれ船頭の昨今」です。
理事長 深谷憲夫
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