社会福祉法人富士会の「科学的介護」の「周波数分析」の意味
「シックネスリズム®」登録済
社会福祉法人富士会
理事長 深谷憲夫
「体調の変化」はあらゆる病魔との相互関係があると考えています。しかしながら人間は生まれた時から自身の生命維持活動で命を維持しています。そこには不思議なことに多種多様のサイクリックな要素の生命活動が営まれています。生命を維持していく中で外乱(環境の変化)も重要な関係があります。季節、温度、気圧、潮の満ち引き等々でしょうか。
ファジーな学説として言われている「体、気、学」のサイクルはご存じの通りです。現代ではその周期を数学で解き明かす事ができます。例えば命の基本要素を毎日測定して1000個程度のデータを使い、周期を算出します。その周期を数種類を選び出し、実測データを単純化して見えるように波形を合成するのです。その中には外部環境の周期性も時として導入されます。合成された波形は当然元の命の基本要素と概ね合致します。
過去のデータで現状の現象が一致すれば近将来は一致します。周期性を持った何事かは高い確率で発生します。そこにあるのは予防介護の材料なのです。 もし、一致しないようであれば一致するように波形(3要素)を変化させるのです。その周期は昔のファジーなサイクルとは違います。非常に科学的と考えます。(実績豊富)
高齢者の毎日の生活は年齢を増すことに単純化します。要するに外乱が少ない安定した生活環境と言えるでしょう。その様な環境ではもってこいの外乱を含まない良い結果が出ることが多くなります。都合の悪い傾向が出たら多方面の補助をしてあげる。このことが予防介護に繋がっていると考えています。(補助=多様なストレス解放策、医療機関の指導)
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