10月に各ユニットで、それぞれ運動会を行いました。かえでユニットでは「輪投げ大会」が行われました。運動会でお馴染みの曲をかけながら、白熱した大会となりました。輪を持ちながらどんどん前に行く方や、輪投げが外れて悔しそうにされる方、直前まで寝ていたはずなのに、いざ試合に出たら優勝されちゃった方等、たいへん見応えある大会になりました。表彰式では、１位から３位までの方にメダルを贈呈しました。他の方にも「がんばったで賞」のメダルを差し上げました。大会後も「疲れたけど、楽しかったね！」と会話が弾みました。皆さんのメダルは部屋に飾らせていただきますね！

小規模特養には、編み物が上手なご利用者様がいらっしゃいます。居室で黙々と編み物に励んでいるので何を作っているのか伺うと、「これから寒くなるから、孫に車で使ってもらえる膝掛けを作っているよ。」と教えてくれました。糸が細い毛糸は、他の毛糸と一緒に編んだり、力の加減をして編まないと、縮んで長さが変わってしまう等、あれこれこだわりながら、素敵な膝掛けが出来あがりました。お孫様に喜んでいただけると良いですね☆

10月8日、けやきユニットで「魚釣り大会」を行いました。糸の先と魚の口元に磁石を付けて、磁石同士が引っ付いて釣れる仕組みです。しかし釣りあげるのは容易ではなく、竿を持つ手や指先の繊細な動きを要するので、ご利用者様は悪戦苦闘！！職員も一緒になって「わいわいがやがや」と楽しみました。最も多く釣り上げて優勝されたご利用者様には、皆様の前で表彰し、手作りの賞状をお渡して大変喜んでいただけました。

毎月、様々なレクリエーションを行っていますが、食に関するレクリエーションは皆様楽しみにされています。先日は、「どら焼き」と「あんまき」を作りました。職員がお手伝いをしながら、一緒に作っていただきます。慣れた方もそうでない方も様々ですが、ご自分で作るという工程は、いくつになっても楽しく嬉しいですね！お味も大変良かったようで、満面の笑みをいただくことができました。

9月26日けやきユニット内で誕生日会を開催しました。誕生日会で食べる「チョコムース」を普段料理など殆どしない男性職員が作りました。ただチョコを溶かしてホイップクリームに混ぜるだけの工程なんですが、途中チョコを焦がしたり、甘さが足りないなど軽いトラブルがあったので、管理栄養士に手伝ってもらって無事に作り終わる事が出来ました。誕生日会では枕カバーをプレゼントして、けやきユニットのご利用者様と職員でバースデーソングを歌ってお祝いしました。チョコムースは「ちょうど良い甘さだね」「美味しいよ」等の感想をもらい、皆様残さずに召しあがっていただき安心しました。今後もご利用者様に喜んでもらえる誕生会を開催していきたいです。

９月6日、ご利用者様の長寿のお祝いと、今後も健康に過ごされることを祈願して「敬老会」を開催しました。甘くて美味しいお饅頭と、ほろ苦いがアッサリとした抹茶を提供しました。「大きくて、程よい甘さで美味しかったよ」「お饅頭と抹茶がよく合って、美味しかった」と話され、多くの笑顔が見られました。そして、職員手作りのお祝いカードを手渡し、ご利用者様から「わざわざ作ってくれてありがとうね。貰ってよかったのかしら」と言われ、気に入っていただけました。皆様の居室に飾らせていただくことをお伝えして敬老会を終えることができました。来年も皆様がお元気であり、盛大に敬老会を開催して喜んで貰いたいです。

小規模では趣味でフラダンスを習っている職員と、ウクレレを弾ける職員がいます。ご利用者様の前で「是非披露して欲しいよね」という流れから発表会を企画しました。華やかなドレスを着た女性達が、軽快で優雅な音楽にリズムを合わせて踊って下さり、ご利用者様も見とれていました。フラダンスはハワイの伝統的は歌舞音曲です。レイに見立てた首飾りを作って気分を盛り上げました。途中、ウクレレの演奏に合わせて歌も歌いました。「すごく楽しかった」「また来てね」「かわいいね～」等と声があがり、とても喜んでいただけました。この日に為に、ご利用者様と一カ月前から歌と挨拶(アロハ)の練習をしてきました。「いつが本番だっけ？」と待ち遠しくされる様子もみられました。「目的を持って何かを行動する」というのは、「すごく生き生きとするものだ」と改めて感じました。今後も一緒に参加できる企画を実施していきたいです

本体施設である特別養護老人ホーム「ヴィラトピア知立」の夏祭りへご利用者様と一緒に参加しました。気温と湿度が高く、ご利用者様は早々にかき氷を召し上がり、水分の補給をします。「暑い中で食べるかき氷は最高に美味いねー！生き返るわー！！」と嬉しそうに仰っていました。その後、太鼓に合わせて盆踊りが始まると、ご利用者様も踊りの輪に入り、一緒に踊りました。「暑かったけど、楽しかったよー」「ここに来れて嬉しかった」などのお言葉をいただくことができました。

七夕とは、織姫さまと彦星様が天ノ川を渡って、１年に１度だけ出会える７月７日の夜のことです。短冊に願い事を書いて笹竹に飾りつけます。小規模特養でも、ご利用者様と一緒に思い思いの願い事を短冊に書き込みました。「長生きしたい」や「転ばず歩けるようになりたい」等と書いてくださいました。中には「世界を平和に」と、壮大な願い事もありましたよ。その他では、ある職員が書いた「断捨離を成功させてたい」という願い事には、思わず「くすっ」と笑ってしまいました。

５月に植えたスイカの苗が順調に成長しています。写真の様に蔓がしっかりと延びてきました。まだ手のひらに納まる可愛いサイズですが実を付けており、ご利用者様は成長を楽しみにされています。今年も、暑い日が続いていますが、しっかり水やりをして、美味しく育てたいです。