母が音楽好きだったこともあり、家ではいつも音楽が流れていました。ビートルズやビーチボーイズなど、60年代の名曲たちが自然と耳に入ってきた幼少期。本格的に音楽に目覚めたのは中学生の頃。とにかくビートルズを起点に、それよりも古い音楽から新しい音楽まで、片っ端から聴きまくりました。
今のようにサブスクリプションサービスがなかった時代。お小遣いやバイト代のほとんどをCDやレコードにつぎ込んで、財布はいつも冬。ヘッドホンをつけて、気がついたら朝──なんてこともざら。成績が伸びなかったのも音楽のせい(笑)
ロック、ポップス、ジャズ、アンビエント、エレクトロニカ──ジャンルにとらわれることなく、ただただ音に没頭する時間は本当に幸せ。音楽って、現実をちょっと忘れさせてくれる、ちょっといい場所へ連れて行ってくれる不思議な存在です。写真は、大昔に妻がプレゼントしてくれたフィル・スペクターのボックスセット。言わずと知れた名盤です。感謝!
総務部長 佐野正幸
